2016年11月4日
 名瀬に用事があって、バイクで行ったついでに、金作原原生林へ行ってみる事に。東シナ海側の知名瀬から入るのが一番近そうなのだが、いろいろ走って見たくて、ハブセンターの所から朝仁トンネルの上へ。途中名瀬の町が見える。
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 トンネルの上に出ると、金作原12kmの標識が、そこでこちらを行って見ることに。アップダウンのあまりない舗装道路を行くと、清掃工場跡の廃墟があり、煙突は今にも崩れそう。
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 4kmほど来たところで、未舗装になり、幅も狭くかなり荒れている。
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 あと1.5kmの所で知名瀬から来る林道と合流、知名瀬からの道は舗装されているので、車ならこちらが正解だろう。
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 やや広めの林道を少し行くと、金作原への林道入り口になるが、国有林で許可のない一般車は立ち入り禁止となっている。そこでバイクを止め200mほど歩く。
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 少し歩くと、背の高いヒカゲヘゴが立ち並び薄暗く、ルリカケスの声が聞こえる。ヒカゲヘゴは、日陰を作るヘゴという事だそうだ。
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 金作原から住用に抜けようと、来たた林道をさらに進むと、道幅は狭く荒れ、両側から藪が道を覆う場所も。分岐に出ると、右が大和村津名久、左は宇検村となっていて、住用に出られるのか不安になってくる。住用は宇検の手前がだから左へ。
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 荒れた林道はさらに続き、回りは山ばかり、人の住む気配は全くなし、イノシシがとび出してきた。やっと舗装された林道に出て、しばらく走ると三太郎茶屋跡に出てほっとする。
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 ここからしばらく行くと三太郎峠の旧道に出て、下った所に、モダマ(藻玉)の生息地があった。7月に来たときは何もなかったのだが、1m近くにもなる大きな豆のさやが垂れ下がっていた。ここ数年生らなかったのが、今年やっと復活したのだそうだ。
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 今日のルート  奄美の中央を縦断
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 青:舗装  黄色:未舗装